本日は有給休暇をとっている。そうだハクチョウに会いにいくのだ。
早速安い食パンを買いにスーパーをめぐり買い込む。目的地はもちろん水戸市大塚池公園だ。
オオハクチョウの幼鳥にも親鳥とはぐれてしまってここにやってきてしまったのが何羽かいるようだ。
親子でだいたい一緒にいるので幼鳥にちょっかいだされると、親鳥が猛烈ないきおいで相手を攻撃する。
ひとりぼっちの幼鳥は成鳥に突かれっ放しで援護がない。逃げっぱなしのもいるが反撃する幼鳥もいる。
体の大きさは成鳥と変わらないので気丈なものは逆に成鳥を追っ払っている。
幼鳥は手から直接食パンをついばむものはまだ少ないが、そのうち去年と同じように争って食いついてくるようになるだろう。まだ100羽弱程度だが300羽になれば争って前に来なければありつけなくなる。
またカモたちも大群になってくると群がり、ハクチョウよりも早く投げられた食べ物をさらっていくようになっていく。また木の上からは野鳥の小鳥が投げられ宙を飛ぶ獲物を着水・着地前に取っていくようになる。
池そのものには食べ物がほとんどないから熾烈な獲得争いになっていく。そうなると手渡しでハクチョウに食べさせないと殆どその他大勢に取られてしまうのだ。
あれ?見覚えのある年配者の夫妻がハクチョウに給餌している。そうだ去年ここや遠洲池で知り会った人たちだ。「お久しぶりです。今日ここに来る前に寄って来たんですが、遠洲池はまだいませんでしたが池花池には6羽いて1斤あげて来ました」と話しかけ「われわれも1斤あげて来ましたよ。大塚池への飛来をテレビニュースで知ってそれから来ています」と応じてもらいしばらくして「また今年もよろしく」
と今日の別れの挨拶をした。
来るときは一般道で各池沼に立ち寄って到着し、帰りは高速で谷田部までいって後は一般道を使って帰った。